ホームヘルパーにまつわる資格

私は中学生のとき、ホームヘルパーになるにはどうしたら良いかというのを調べていたことがあります。そのころは、まだホームヘルパー3級やホームヘルパー2級がありました。今はもうなくなったホームヘルパー3級・2級ですが、これらの資格について軽く説明したいと思います。ホームヘルパー3級は、介護入門資格として知られていました。ホームヘルパーはどんな仕事をするのかなどを学びます。受験資格は特になく、講義が25時間・演習が17時間・実習が8時間の、合計50時間あれば取得できました。ホームヘルパー3級の特徴として、身体介護ができないことが挙げられます。
ホームヘルパー2級は、2012年に介護職員初任者研修に移行されました。ホームヘルパー2級は身体介護ができるので、より実用的な資格として知られていました。この資格は、研修が130時間ある上施設実習もあります。修了試験はないので、研修を受けたら資格が得られます。介護職員初任者研修はホームヘルパー2級と同じ130時間の研修を受けますが、施設実習はありません。その代わりに、修了試験があります。
今まで挙げてきたもの以外に、実務者研修・介護福祉士・ケアマネージャーなどの資格が設けられています。介護に纏わる資格についてはさまざまな問題が叫ばれていて、今後は介護保険法の改正や資格取得条件の緩和などが行われる可能性が高いです。将来ホームヘルパーになりたいと考えている人や介護業界で活躍したいと考えている方は、介護資格の動向に注目しておいたほうが良いのではないでしょうか。